ジャズ界の巨匠 前田憲男の“運命”に東響が燃える !! ヴェテラン 雪村いずみと上條恒彦を迎えて華麗なるシンフォニック・ジャズの復活 !!!
2008年10月6日(月) 19:00開演 (18:30開場) 渋谷C.C.Lemonホール [渋谷公会堂] 全席指定 S ¥6,800 / A ¥5,800 サウンド・ギャラリー 03-3351-4041 チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード 300-027] e+ (イープラス) eplus.jp (PC/携帯) CNプレイガイド 03-5802-9990 東京文化会館チケットサービス 03-5815-5452
何故このコンサートが企画されたかという理由から申し上げると、最近私自身の興味の対象が「交響楽団」であるという事なのです。東京だけでも、N響、読響、東京交響楽団、都響、日フィル、新日フィル、東フィル(順不同)と、信じ難い程多数の交響楽団が実在し、しかもそれぞれがフル回転で仕事をしているという事実に、私自身驚いたのがそもそもの始まりなのです。世界中の都市で、これ位交響楽団を持っている都市は東京以外には考えられないでしょう。それ程にオーケストラに対する一般大衆の要望が非常に高いものであるという事は、現にこれ等の楽団が現時点で活動を続けているという事実を御紹介することで充分だと思う。 オーケストラの魅力!!これは、永い歴史の中で行われた楽器群の取捨選択の結果生じた理想の形とも言える訳で、もはや完璧に近いサウンドを持ち得るまでに発達した結果がかくも多くのオーケストラを現存させる結果を生み出しているとも言えるのではなかろうか。さほどにオーケストラというものは、魅力のあるものなのです。音楽的に言うならばオーケストラも、ピアノやギター同様単なる楽器の一つとして考えるのは当然で、如何に大編成のオーケストラといえども、譜面なくしては単なる楽器の集団でしかないのです。しかしながら、永い歴史を経た現在のオーケストラはそれ自体充分に音楽家の創作意欲をくすぐるに足る「音源」としての魅力を持つに到ったのです。 オーケストラは、単なる楽器の集団ではなく、その構成分子の一つ一つが、その楽器に命を賭けるオーソリティーによって構成されているという点で、他の楽器と根本的に異なります。つまりオーケストラそのものは、単なる楽器ではなく、それぞれの楽器数に匹敵する数の人間との出会いがあるのです。百人近くもの各楽器のオーソリティーに指揮棒1本で立ち向う瞬間を考える時、これが考え得るあらゆる快感に勝るものである事は容易に察しえると考えるのは私の独断であろうか。 ともかくも「矢は放たれた」心境である。私の意志と経済力の続く限りこのコンサートは続けていく。そして私自身のライフワークに関連した形で終了するようになれば、その時こそ本当にいきていて良かったと私自身感激のうちに息をひきとるといったドラマチックなエンディングを企画するという田舎芝居的発想も考えて居なくもないのです。(1979年1月/前田憲男)